銀行員になったら身に付くスキルまとめ【銀行員女性・一般職の場合】

銀行員身につくスキル
会社員ちゃん

銀行員になるとどんなスキルが身につくの?
自分の強みはできる?

あなたはそんな疑問を持っていませんか?

今回は銀行員(一般職・女性)が銀行で働いたら身につくスキルを紹介します♪

本記事の内容
  • 銀行で働いたときに身につくスキルを紹介
  • 経験年数によって身につくスキルはひとそれぞれ、銀行員が通るキャリアに沿って紹介するので、今の自分と照らし合わせて見てみてくださいね
目次

銀行員・一般職・女性が通るキャリア

窓口で案内する女性

ここではまず、銀行員一般職女性が通るキャリアを紹介します。

銀行の仕事を大きく分けると3つです。

  1. 窓口や後方事務を担当する人(内部事務係)
  2. 外回りをする人(渉外・営業係)
  3. お金を貸す人(融資・審査係)

最近はどの係も隔たりなく経験させたり、支店の人員配置によって担当する仕事は若干変わってきているようですが、多くの一般職女性は1番の『内部事務担当者』として経験を積んでいることと思います。

ここでお話するのは窓口や後方事務を経験した上で身につくスキルということを前提に話を進めていきます。

経験年数・担当業務に応じて身につくスキルは違う

初任給を貰った人のイラスト(女性)

経験年数や経験する職務によって身につくスキルは違いますよね。

仕事を一通り覚えるまでには少なくとも3年はかかると言われています。

しかし、若手だからと言って何もスキルが身につかないわけではありません♪

比較的若い銀行員はどんなスキルが身につくのでしょうか?

1年目

配属されてから数か月は下積み時代。

いい意味で伸びしろがあるのでいくらでも成長する可能性はありますが、この時点で他の会社に行って役に立つようなスキルは残念ながら思い当たりません。

まれに『どこかで社会人やってましたか?』と思うくらいビジネスマナーや対応力がある人もいますが。(笑)

とにかく素直で何でも吸収できることが強みの1年目は前向きさが何よりの武器!

今は電話対応などの基本的なスキルを身につけましょう♪

また、銀行員は多くの資格取得が必要です。

昇進に必要な資格や銀行の外でも役に立つような資格(簿記やFP)は早めに取っておくのがおすすめですよ。

1年目

  • 1年目は仕事のスキルよりは社会人としての基本的なマナーが身につく
  • 人によっては銀行内外で使える資格を取得している

2年目

1年があっという間すぎていつの間にか2年目になっていた!!という方も多いのでは?

後輩が入ってきて教育係に抜擢される人もいます。

周りからは『もう1年目じゃないから』と注意を受けたり、叱られる経験もします。

と同時に『3年働いたら転職しよう』と自分の適性に気づき始める人も

2年目

  • できる仕事はまだそんなに多くはない、ただしビジネスマナーは完成している
  • 自分のことだけでなく、後輩の様子を見ながら仕事をするスキルが身につく

3~4年目

クリップボードに書き込む人のイラスト(女性会社員)

仕事の動きが理解できてくるのがこの年代。

任される仕事がだいぶ増えてくるのではないでしょうか?

分かりやすい人は3年目から一気に伸びるので同期との差が出ます。

前向きに頑張り続けている人は3~4年目くらいで次のスキルが身についているはず。

3~4年目

  • 支店での自分の位置づけや役割を客観的に把握できる
  • その上で受け身ではなく、自発的に動ける能力がある
  • 報告、連絡、相談の習慣が身についてくる
  • 以前よりも周りの状況が見える(誰が今忙しいのか、どの程度難しい仕事を受けているか、自分にできることはあるかどうかなど)

5~6年目

新社会人・新入社員のイラスト「走るサラリーマン」

一通り自分で事務処理ができ、主戦力の実感が持てて仕事が楽しく感じてくるのは5~6年目ごろです。

社会人としても余裕が出てきたり、支店の核として働いている人も多いのでは♪

この頃身についているスキルは…

5~6年目

  • 後輩指導力
  • ちょっと変わったお客さんにも対応できるメンタルの強さ
  • 忍耐力
  • 支店全体を見て行動できるような視野の広さ
  • 忙しくても正確に処理できる事務能力
  • お客さんとのコミュニケーション力
  • 上司をサポートする力

逆に慣れてしまって仕事がつまらないと感じている人もいるかと思います。

そんなあなたには転職でキャリアアップするのもいい時期かもしれません。

7~9年目

赤ちゃんを抱いた会社員

大卒採用であれば29歳~31歳ごろ。

結婚や出産を経験して働き方が変わる人が多い時期です。

人によっては退職という道を選ぶこともあります。

この頃まで社会人として経験を積んだ場合にはどんなスキルが身についているのでしょうか。

7~9年目

  • リーダーとして係をまとめるスキル
  • 周りの状況をみて必要に応じてサポートすることができるスキル
  • あきらめる力(いい意味で相手に期待しない力もついてくる。笑)
  • トラブルがあったときに自分で解決策を調べる力
  • 自分一人で抱え込まず周囲に協力してもらう力

管理職まで経験したらもっとスキルアップ

スーツを着たおばさんのイラスト

女性であっても10年以上働いていると中には管理職を経験する人もいます。

管理職になると、それまで上司に頼れていたことも今度は自分が頼られる側に。

言い方は良くないですが、知らないこと・わからないことに直面したとしてももう仕事を振れる上司はいなくなります。

また、自分が最後の砦になりますので今までとは危機感が違う点も管理職の辛いところ…

そんな経験を積むとどんなスキルが備わるでしょうか。

  • 期日管理能力
  • リスク管理能力
  • 部下の指導力
  • ちょっとしたことでは動じないメンタル
  • 突発的なことにも対処できる柔軟性
  • 先を想像して動くことができる計画性
  • 難しい事務やお客様の対応力
  • 壁にぶつかったときに解決策を考えることができる突破力

銀行員で身についたスキル、セカンドキャリアで生かしてみる?

若手には若手の良さがありますが、『銀行員として』のスキルが身につくのは3年目以降になりそうです。

ハチ

資格の取得やビジネスマナーの勉強は入行が決まったときから始めることができますので同期に差を付けたいと思われる方は是非がんばってくださいね♪

『他の仕事に挑戦してみたい』、『転職したい』と考えている方は銀行勤務で身につくスキルの参考にしていただければと思います。

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この記事を書いた人

ユニクロと楽天が好きな30代。
銀行員時代の経験や仕事術、たまに節約・貯金術について書いています。

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