

勉強ができることと仕事ができることってやっぱり比例するの?

そんな疑問を解決します!
業種や職種にもよりますが、銀行で働いた経験をもとにお伝えします!
銀行で働いている人を見ると、学歴と仕事の出来は無関係ではありませんが、決して比例もしていませんでした。
資格の取得(記憶力)や分かりやすい文書を書く(論理的)という点では勉強ができた方が有利である場合があります。
しかし、それよりも銀行員として必要な力は『突破力』や『質問力』『コミュニケーション能力』『柔軟性』『想像力』、そして強いメンタルです。
勉強ができる人は仕事ができる?

結論から言うと、勉強ができる人が必ず仕事ができるとは限りません。
銀行員は資格の取得や分かりやすい文書を書くことが仕事の一つなので、記憶力や論理的な文章を書くという面では勉強ができた方が有利な場合もあります。
その他に勉強が関わってくる部分があるとすれば、手順の多い仕事を覚えられるかどうか・お客様と話したことを覚えているか・数字や市場の動きを理解できるかという点です。
やはり記憶力の良さは銀行では役に立つことが多いです。
勉強はできるが銀行ではやっていけない人の特徴

反対に、勉強ができる人が銀行の仕事で苦手としている部分はこんなところでした。
柔軟に対応することが苦手
勉強ができる人は頭が固い人が多く、規則性に沿って物事を考える傾向があったため状況に応じて柔軟に対応すること(トラブルへの対応)を苦手とする傾向があります。
コミュニケーション力が低め
人にもよりますが、勉強はできても仕事が今一つな人はとにかく真面目!
自分から冗談を言うことはほとんど無く、言われた冗談に対して真面目に受け止めてしまうことも。
お客様と接する機会の多い銀行員にとって人と打ち解ける力が低いことは致命的になります。
自分で考えて行動する力
勉強ができる人はインプット力が高く、理解能力が羨ましいほど高いです!
しかし、自分で考えて行動することや状況をみて判断すること、時に期日管理することについては苦手としている印象でした。
プライドが邪魔する
勉強ができるがゆえに学生時代に挫折感を味わうことがあまりなかったのでしょうか。
プライドが高く、「自分はできる」という高い意識を持っていることが裏目に出てしまうパターンです。
本人にはそんなつもりは無くても、人の気持ちに鈍感な一言を言ってしまったり、お客様を怒らせてしまうことがあります。
銀行員として必要な力6選

社会人として、そして銀行員として必要な力はこのようなスキルではないでしょうか。
突破力
トラブルが起きたときに解決するための方法をいくつか持っている人が突破力のある人です。
自分なりにいつも知識を身につける努力をしており、やったことが無い仕事でも挑戦します。
質問力
必要なタイミングでしかるべき人に質問ができる力。
また、会話の中で聞き上手に必要なスキルでもある。
コミュニケーション力
こればかりは机上ではなかなか身につかないので、人と関わっていくしかありません。
話すことが苦手な人であれば聞き上手になることから始めてみましょう♪
柔軟性
頭の固さやプライドが邪魔してしまうことってありますよね。
考え方や性格を直すことは簡単ではありませんが、自分の考え方の癖を理解して視野を広くもつ訓練をしてみましょう。
想像力
抽象的ですが、『これをやったら、結果としてこうなるだろうな~』と想像する力って実はとても大事です!
リスク管理力とも言える力。
先を想像して考えながら仕事をする力があればどんなときにも応用が効きますよ♪
強いメンタル
営業係であれば営業のノルマが、内部事務担当あっても窓口でノルマがあることは銀行では珍しくありません。
また、難しいお客様の対応や性格が強めの上司・同僚と働くことがありますのでメンタルが強いに越したことはありません。
高学歴でも仕事ができない人4つの特徴【銀行員あるある】(まとめ)
この記事では勉強ができても銀行ではやっていけない人の特徴と、銀行で必要な能力について解説しました。
銀行で働いている人を見ると、学歴と仕事の出来は無関係ではありませんが、決して比例もしていませんでした。
資格の取得(記憶力)や分かりやすい文書を書く(論理的)という点では勉強ができた方が有利である場合があります。
しかし、それよりも銀行員として必要な力は『突破力』や『質問力』『コミュニケーション能力』『柔軟性』『想像力』、そして強いメンタルです。
このブログでは『銀行員に向いている人向いていない人の特徴』も記事にしていますので、お時間ありましたら是非読んでみてくださいね♪




