
あなたは人と話している時や仕事中、
『何を言っているかわからない』
『結局何が言いたいの?』
と言われることはありませんか?
今日は言いたいことが上手く伝えられない人の特徴と伝えるコツをお伝えしたいと思います!
- 『何が言いたいの?』と言われがちな人の特徴
- 言いたいことは結論から言うべし!伝えるコツを紹介
『何が言いたいの?』と言われがちな人の特徴

言いたいことはぼんやり頭の中に浮かんでいるのに、言葉や文章にするのが苦手…
そんなあなたはこんな特徴に当てはまりますか?
事の経緯から話始めるため結論にたどり着くまでに時間がかかる
例えばこんな会話をしてはいませんか?
ある職場での会話…

先日の佐藤さんですが、ご来店の都合を伺いたくて電話をしたのですが、月・水・金はお仕事の都合がつかないそうなので来週の木曜日なら大丈夫という話をされていました。
午後は出かける用事があるとのことなので、午前中の早い時間帯の来店を希望されています。
私はその日別のお客様と午前中約束があるので、代わりに対応していただいてもよろしいでしょうか。

佐藤さんってどこの佐藤さんだっけ?
話を聞きにくるということは何か提案していた先かな?
…あ、代わりに対応してもらいたいって話ね。
Aさんが一番言いたいことは
『自分の代わりにお客様の対応をしてほしい』
ということですよね?
その結論にたどり着くまでにお客様の背景から話始めてしまいました。
このように、結論がはじめに来ていない会話は話の途中で『何が言いたいんだろう…』と相手に思わせてしまう傾向があります。
主語がないため何の話をしているか最初の段階から相手に伝わっていない
先ほどAさんとB課長の会話は『先日の佐藤さん…』から始まりましたが
B課長からしたら『いつどこの佐藤さん?』となってしまうわけです。
Aさんにとっては頭の中で佐藤さんのイメージができているため主語を付けずに話し始めてしまっています。
このように、自分の中では話が繋がっていて、言いたいことだけが先に口から出てしまう【主語がない状態】だと相手に伝わりにくくなってしまいます。
自分でも何が言いたいのかまとまっていないうちに話始めている(焦っている)
誰でも気持ちが焦ってしまうことはあります。
頭が混乱しているときは思考が停止してしまっていますので
【とにかく状況を伝えて相手に理解してもらいたい…】
と自分の中で整理できていないうちから話し始めてしまいます。
そんな傾向がある方も『何を言っているんだろう…』と相手に思われがちです。
こんな場合も…
- 相手が話しかけにくい雰囲気を出している
- 威圧的である
など、相手に対して緊張・萎縮している時もうまく伝えられない場合があります。
- 事の経緯から話始めるため結論にたどり着くまでに時間がかかる
- 主語がないため何の話をしているか最初の段階から相手に伝わっていない
- 自分でも何が言いたいのかまとまっていないうちに話始めている
- 気持ちが焦っている
- 自分の能力とは関係なく相手に威圧的な部分があり緊張してしまう
言いたいことは結論から言うべし!

では、Aさんんはどのように伝えればより上司Bに伝わりやすかったのでしょうか。

B課長、お忙しいところ恐れ入りますが、お客様の対応をお願いしたい方がいます。
先日、店頭で投資信託のセールスをした佐藤さんですが、ご来店のアポがとれました。
来週の木曜日〇日の午前10時にお見えるなるのですが、私が別のお客様と約束があるので代わりに対応をお願いできますか。
これだけで十分伝わります!
もっと丁寧に伝えるなら、『午後は予定があるそうなのでお昼までには手続きを終えていただけると助かります』などの補足があるとわかりやすいです。
- 結論から話し始めている
- いつ、何時に誰がなど具体的な情報を入れた
繰り返しになりますが、話が伝わりにくい・伝えるのが苦手な人は結論を最初に言わない傾向があるようです。
また、自分の頭の中ではストーリーが進んでいるため言葉を発した時に相手が理解するのに十分な情報を伝えていない場合があるのです。
簡単に始められる改善方法
こんな記事を書いている筆者もうまく伝えることが苦手な一人。
そしてそれを気に病んだ筆者はあることに気づいたのです。
『私って、相手の質問にちゃんと答えてない!!』
ということを。
銀行窓口で接客している時にお客さんとこんなやり取りがありました。

この税金は店頭で支払うことができますか?

税金のお支払いですね。こちらは手数料がかかってしまいますがよろしいですか?

手数料ではなく、支払いができるかできないか聞いているんですが…

支払えることを前提に手数料について先に案内してしまった!
(質問に対して質問で返してるし!)
自分の中で勝手に先走って
支払いができるか?➡支払いの手続きをする=手数料がかかることを伝えなければ!
という思考になっていたため、できるorできないの質問に返答していませんでした。
(しかもこういうやりとりを頻繁にしていたため、お客さんをイラつかせることも…)
こんな失敗を繰り返しながら、まずは質問に答えることを意識しました。
質問の答え=結論です。
まず最初に結論から話すというのは相手の質問に答えるイメージに近いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました
今回は、『何を言っているかわからない』『言いたいことをうまく言葉にできない』と言われがちな人の特徴と改善策について紹介しました。
管理人は結論から先に話すことを実践した結果、相手とのコミュニケーションがそれまでよりも格段にスムーズになるのを実感しました!
ぜひ、あなたも試してみてくださいね。